セ・リーグが開幕=中日、巨人、広島が勝つ−プロ野球


 なんか、逆境キャラばかりが目立ったセリーグ開幕戦。まさに「再チャレンジ礼賛」。ご時勢ですかねえ。

 プロ野球セ・リーグが30日開幕、3試合が行われ、球団初の連覇を狙う中日と、巨人、広島が勝ち、白星スタートを切った。
 中日は8回に新加入の中村紀、ベテラン立浪の適時打などで5点を奪い、ヤクルトに7−3で逆転勝ち。巨人は高橋由の先頭打者初球アーチを含む3本塁打で横浜に3−2で競り勝った。広島はエース黒田が7回を1点に抑え、阪神を4−1で退けた。
 横浜−巨人戦では、北京五輪出場を目指す日本代表の星野監督がコーチ陣とともに始球式を行って、開幕を盛り上げた。
 今季のセ・リーグは3チームによるプレーオフクライマックスシリーズ」を初めて導入。各チームが交流戦24試合を含む144試合のレギュラーシーズンを戦い、上位3球団がプレーオフ日本シリーズ出場権を争う。 
(3月30日 時事通信)