公的資金を投入して金融機関から不良資産を買い取ることを目的にした、米国の緊急経済安定化法案。米政府並びに共和・民主両党TOPの調整もすんでいざ下院で採決の段になったところ、現場議員の造反多数で否決。ダウ工業株30種平均は前週末終値比777ドル安と、史上最大の下げ幅を記録。
多くの議員が造反した理由は、75兆円とも言われる税金を金融機関救済のために突っ込むことに納税者(≒有権者)の多くが反対しており、11月の選挙直前と言うこの時期、法案賛成票を投じるには腰が引けまくったからのようですね。彼らの弱腰に対して批判落胆するのは簡単ですが、何と言うか、アレだ。「どこの議員先生も同じだね」。
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