続・W杯南アフリカ大会が開幕した件について


 組織的サッカー同士の勝負は韓国に軍配。イギリスは…やっちゃったね(^^;。

韓国、アルゼンチンは白星スタート イングランドは引き分け=W杯


 大会2日目を迎えた2010年ワールドカップ(W杯)・南アフリカ大会は12日、グループリーグの3試合が行われた。
 グループBでは韓国がイ・ジョンスパク・チソンのゴールでギリシャに2−0で完勝、勝ち点3を獲得した。ディエゴ・マラドーナ監督率いるアルゼンチンは、試合開始早々にガブリエル・エインセが先制点を挙げると、その後はナイジェリアの攻撃を抑え、1−0で白星スタートを切った。
 また、グループCではイングランドがジェラードのゴールで先制したものの、アメリカのデンプシーが同点弾を決めて1−1で終了した。
 大会3日目となる13日は、グループCのアルジェリアスロベニア、グループDのセルビア対ガーナ、ドイツ対オーストラリアの3試合が行われる。
(6月13日 スポーツナビ


 昨日に続いて、予選8ブロックの予想をば。今日はE-Hブロックについて。


Eブロック

 「日本はもう負けている」Eブロック。既に夢は観てません。日本はグループリーグ敗退で決まり。多分3戦全敗で。今の代表の状態で格上3代表に勝てる程、W杯そして世界は甘くない。日本代表は、せいぜいグループリーグ残り3カ国代表と4年後のブラジル大会でのアジア枠に迷惑をかけない程度に完敗して帰ってきて欲しい。その位のショック療法を加えないと、「再出発」すらもおぼつかないんですから。今の日本は。


 問題になるのは、日本以外にどこのチームが脱落するかですが、神楽はカメルーンと予想します。試合日程と地の利的にはカメルーンデンマークですが、コンディション的にはデンマークカメルーン。両要素の綱引きの結果、僅差でデンマークが有利かと。その意味で、一番重要な試合は、6/19のカメルーンvsデンマークの直接対決。状況的に有利なカメルーンに引き分け以上の結果を出せれば、デンマークに決勝トーナメントへの切符は転がり込むでしょう。オランダは…まあ、お手柔らかにということで。
 

Fブロック

 「イタリア無双」Fブロック。名将・リッピに率いられる2006年覇者メンバーという布陣に死角無し。不安があるとすれば主要メンバーの年齢だけ。そんなイタリアがぶっちぎりの強さで1位通過するだろうFブロック。色んな意味で、落ち着いた観戦が出来そうです(^^;。


 気になる2位争いですが、ここは経験と堅守のパラグアイがやや有利か。スロバキアは、6/15のニュージーランド戦で若さを露呈して、引き分け以下の結果だとそこで終戦決定でしょうね。


Gブロック

 「死の組というより虐殺と初日で終了の組」Gブロック。ボーナスステージの北朝鮮戦をいかに大量得点で「勝つか」。そして3強特にポルトガルコートジボワールは、他の2カ国代表相手にいかにして「負けないか」。ぶっちゃけ、それだけの組だったり。


 1位通過はブラジルで決まり。問題は2位。本当なら大接戦の末に…と言いたいところですが、例の事件でドログバが右腕骨折中のコートジボワールは大幅な戦力ダウン。ということで、6/15の直接対決はポルトガルが勝利。そのまま2位通過を決めるでしょう。「死の組」と称するには、少々あっけない展開が待っていそうな予感です。


Hブロック

 無敵艦隊vs奇襲艦隊」Hブロック。正攻法でスペインの牙城を崩すことは、他の3代表には無理。スイスは守備力、チリは破壊力、ホンジュラスは失うモノが無い強み(笑)を活かして、どこまでスペインを自チームのペースに巻き込めるかがカギ。そうは言っても、結局スペインの1位通過で決まりでしょうけどね。


 2位通過は日程的にチリ。スイスは、序盤の2試合を最低でも2分け以上で来れれば、一筋の光明も見えてこようというものですが…ちょっと辛いかなあ。



 明日いよいよ日本代表登場!…ですが、とりあえずベストを尽くしてくれと言ったところでしょうか(^^;。