映画「ローラ殺人事件」を鑑賞
3連休は、パートナーと一緒に戦前のマニアックな準A級〜B級映画を見倒すことに。で、第1弾がこれ。
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2006/08/18
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話自体はよくあるノワール・サスペンス。被害者の顔が吹き飛ばされているという冒頭シーンだけでその後の展開が9割がた読めてしまうのはご愛敬。一方で、柱時計やラジオ、安物スコッチなど色々小道具を散りばめて、どれが本当の「ヒント」なのか的を絞らせない展開は◎。全編を通して流れるデイヴィッド・ラクシンの音楽も◎。
キャストについてはもう文句無し。ライデッカー役のクリフトン・ウェッブ、ローラ役のジーン・ティアニーをはじめとして、出演者のスペックが全体的に高くて結構楽しめました。二枚目ダメ男役のヴィンセント・プライスの「迷」演技には、思わず噴きましたが。ハリウッド屈指の名優である彼にもこういう時代があったのね。
あと本筋とは関係ありませんが、個人的にニヤリとしたのは、ダナ・アンドリュース演じるマクファーソン刑事が、時間を見つけてはやってた携帯野球ゲーム。昔からいるのなー。人前でもゲームに没頭するオタク。今本作をリメイクしたら、マクファーソン刑事は携帯やDSでピコピコやりながら職質する困った刑事になるんだろうか?。それはそれで味がありそうだけど。