「知的障害のある子が犠牲者の1/3」より「普通の判断能力のある子が2/3」の方が問題じゃないのかい? 〜 性的搾取の被害に遭った未成年者の3人に1人が障害者


 知的障害のある子や極端な低年齢層の子は、危険に対する対処能力に難がある。その理屈は分かる。社会として、相応の対処を考えることは必要だろう。


 しかし、児童ポルノや買春の被害者の2/3は、危険への対処能力なり判断能力を普通に持ちあわせる一般人なんだろ? 性犯罪者が楽に子供を食い物にすることを優先して障害者を狙っているってんならともかく、性被害者の構成比で判断する限り、そうじゃないんだろ? 性犯罪の犠牲者にされることと、ターゲット本人の知的障害の程度とに、強烈な因果関係があるとは思えんがな。


 知的障害云々な医学的アプローチより、「被害者」の品性やモラル、経済状態や消費活動とかの社会学的なアプローチの方が、問題の本質に近づく正攻法だと思うよ。さんざん手垢のついた手法ではあるけれど。



 つーかさ、「知的障害な子は性犯罪の被害者になりやすい」的な今回の発表に対してこそ、いかがなものかと思うよ。ぶっちゃけ。


 後天的なビッチが性的に自滅して、誰かの肉奴隷になる責任の何割かはビッチ本人にあるが、知的障害者は望んで性犯罪者から狙われやすい立場になったわけじゃないんだぜ。なんでわざわざ、世間から障害者が色眼鏡で見られるような論調で公表するかね。偉い人は。

子どもの買春・ポルノ被害、3人に1人が障害ある子


 児童相談所が把握した子ども買春や子どもポルノの被害者の3人に1人が知的障害や発達障害などの何らかの障害があるか、その境界域とみられることが厚生労働省の調査でわかった。被害者の2割は未就学の子どもと小学生が占めた。障害を抱える子どもたちへの性的搾取のリスクが高く、被害が低年齢者に広がっていることが浮き彫りになった。
 児相がかかわる子どもたちの性的搾取の被害について調べたのは初めて。
 調査は、厚労省の「児童相談所における児童買春・児童ポルノ被害児童への対応状況に関する調査研究事業研究会」(委員長=湯沢直美・立教大教授)が2月、全国の児童福祉司2934人を対象に実施。昨年4〜9月に対応したケースのうち買春やポルノの被害が含まれているものを集計した。回収率は78・3%。
 調査によると、被害者は計266人。9割超が女の子だった。年齢は13〜15歳が43・6%、16〜18歳が33・5%を占めたが、6〜12歳が18%、1〜5歳も6人いた。買春が59%、ポルノが31%、買春とポルノの複合被害が10%だった。
(5月30日 朝日新聞)

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