【「友人に会ってくる」と書き置いて外出】13年前の茨城大・原田実里さん強姦殺人事件、犯人の1人でフィリピン人のランパノ・ジェリコ・モリを逮捕。他2人の同国人も国際手配へ【その直後にフィリピン人集団から襲われたということか】


 事件当時、実里さんは21歳。モリ容疑者は22歳前後。友人関係であってもおかしくない年齢の近さだが、初動捜査で実里さんの交友関係にモリ容疑者が認識されていなかったことから、実里さんが会いに行こうとした友人がモリ容疑者っていうのは考え辛い。


 結局、「友人に会ってくる」とはなんだったのか。モリ容疑者ら3人が実里さんを襲ったのは、誰かの仕込みによる必然だったのか、全くの偶然だったのか。視力0.1の実里さんの部屋には、「友人に会ってくる」以外に「散歩に行ってくる」という書置きもあった。その彼女がメガネやコンタクトレンズを置いて深夜外出した事情と併せて、その辺りの真相は、これからの取り調べで明らかにされるのだろうか。


 もっとも、明らかにされたところで逮捕者が増えるだけ。今さら誰も幸せにならないが。


 3人の強姦殺害犯のうち、日本に残っていたモリ容疑者が事件から13年後に突然特定された背景は、特定理由がDNAということから想像がつく。またやらかしたんだね。レイプ事件。そして今回は捕まりDNAのサンプルを採られて、実里さん事件の遺留物と照合されて一致したと。悪いことはできないね。というか、



 天網恢恢疎にして漏らさず。13年は長かったがな。

13年前の茨城大生殺人事件、比国籍の男を逮捕


 茨城県美浦村で2004年、茨城大農学部2年、原田実里さん(当時21)=山口県防府市出身=が他殺体で見つかった殺人・死体遺棄事件で、茨城県警は2日、岐阜県瑞穂市に住むフィリピン国籍の工員ランパノ・ジェリコ・モリ容疑者(35)を強姦(ごうかん)致死と殺人の疑いで逮捕した。また、いずれも同国籍で、事件当時は19歳と18歳だった男2人が国外に出国しているとして、両容疑で近く国際手配する。
 これまでの調べによると、原田さんの遺体は04年1月31日午前9時ごろ、美浦村清明川河口付近でうつぶせに浮いているのが発見された。死因は首を絞められたことによる窒息死で、首と左肩、左胸の3カ所に深い刺し傷があり、複数の男のDNA型も検出された。DNA型は、原田さんの友人や同級生らのものとは一致せず、面識のない複数の男の犯行とみて、殺人、死体遺棄の疑いで捜査していた。
 原田さんは1月30日午後9時ごろ、一人暮らしをしていた同県阿見町のアパートに帰宅。友人と2人で食事をした後、友人が寝ている間に1人で外出した。部屋には「友達に会いに行く」という内容の自筆のメモが残され、携帯電話や財布、眼鏡が自宅にあった。また、自宅から約2・5キロ離れた同県土浦市の空き地で、原田さんの自転車が発見されており、県警は容疑者らが原田さんを別の場所で殺害後、自転車をこの空き地に捨てたとみている。
 関係者によると、原田さんは大学入学後、トライアスロンサークルに入部。学生大会の運営委員としても積極的に活動しており、遺体で見つかる前日にも、東京都渋谷区であった日本学生トライアスロン連合の集まりに参加していた。
(9月2日 朝日新聞)

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