靖国供物奉納、事実上認める=「否定も肯定もしない」−安倍首相


 「最初は明後日の方向を飛んでる変化球も、最後にストライクゾーンに入れば有効」。つまりはそういうこと。

 安倍晋三首相は8日夜、靖国神社の春季例大祭(4月21−23日)に合わせて私費で5万円を負担し供え物を奉納したことについて「靖国にかかわることが外交問題化している以上、参拝する、しない、供え物を出した、出さないということは申し上げない。否定も肯定もしない」と述べ、確認を避けながらも事実上認めた。首相官邸で記者団の質問に答えた。
 また、首相は、中韓両国が懸念を表明したことに対しても「外交問題になるのではないかとの観点から申し上げない」とコメントを拒否した。 
(5月8日 時事通信)