米デルの身売りは、タブレットメーカーの明日の姿な件について


 最先端・高付加価値家電や情報端末の、汎用家電やコモディティ商品化までの時間が、21世紀に入って急速に短くなっている。


 日本のパナソニックやシャープの惨状を挙げるまでも無く、これからの家電・情報端末メーカーは、何を以って事業の優位性と収益源の確保とすればよいのだろうか。

米デルが近く身売りで合意へ、評価額2.2兆円超か=関係筋


 [ニューヨーク 1日 ロイター] 米パソコンメーカー大手のデル<DELL.O>は、身売りに向けて創業者のマイケル・デル最高経営責任者(CEO)と買収ファンドのシルバー・レイク・パートナーズが率いる企業連合(コンソーシアム)と近く合意する見通しで、全体の評価額は240億ドルを超える可能性がある。関係筋が1日明らかにした。
 2人の関係筋によると、コンソーシアムは1株当たり13─14ドルでデルの株式を取得し同社を非公開化する方向で交渉している。この価格を基に試算したデルの株式評価は226億─244億ドルとなる。
 米国株式市場1日午後の取引でデルは2.5%高の13.57ドル。
(2月2日 ロイター)


 最近、産業全般における労働生産性の分析や検証をするたびに、「ビジネスにおける付加価値向上」って、すっごく脆い幻想なんじゃないかと思うことがある。だって、当事者間や生産者-消費者間で最初の約束時に決めた以上の付加価値って、つけられたためしが無いんだもん。


 上記の「期間短縮」は、この約束事で縛られる期間が短くなってきているだけなんじゃないか?って思うと、ちょっと欝な気分になる。



 ここで「【東方】こんな自機キャラはいやだ【手描き】」を紹介。

みなさん、微妙にゲスくて素敵。