相変わらず総論・極論ばかりで具体案が無い男・橋下徹 〜 そもそも「緊張感の無い二大政党制」なんて阿呆な状況を誰が望んでいるというんだ?


 「自公に対抗するために野党の合流が必要だ」なんて理屈、中学生だって分かってる。分かってるけど、具体的にどうしようもないから、皆途方にくれてるんだろーが。


 「アベノミクスは失敗すると確信している」発言もそうだが、この男って、発言が「一般的な総論」か「アンチテーゼになってない極論」ばっかで、具体的かつ説得力のある提案なり対案なりの提示をしたことが、ほとんど無いのな。


 「多少刺激がある一方で分かりやすい」発言だから、大衆は耳を貸しやすいが、その次の具体案が無いから、先が続かない一発屋。それが橋下徹


 その点、同じ劇場型政治家でも、小泉純一郎は自分の劇をロングランにする術を心得ていたよなあ。一言で言えば「仮想敵の作り方と潰し方、ケンカの達人」。アニメやドラマの世界で言えば「テコ入れ上手」。コトの良し悪しは別にして、ここら辺の演出スキルじゃ、橋下は小泉パパンの足元にも及ばない。


橋下式 絶対負けないケンカ術 (祥伝社黄金文庫)

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 笑止。

橋下氏「緊張感ある2大政党制を」野党再編意欲


 日本維新の会の橋下共同代表は1日、大阪市内で読売新聞などのインタビューに応じ、参院選(4日公示、21日投開票)後の政界再編について、「自民党がしっかりした組織を持っている以上は、野党も少々考え方の幅があるにせよ、なるべくまとまっていく作業が必要になる」と述べた。
 自民党に対抗する勢力として、野党の合流が必要との認識を示したものだ。
 橋下氏は、多数の野党が乱立する現状について、「(有権者の)受け皿になれていない。緊張感のある2大政党制でないとだめだ」と指摘し、野党再編に意欲を示した。ただ、どの政党との合流を目指すかなどの再編の道筋については「参院選後の話は終わってからだ」と明言を避けた。
 参院選の目標は、「与党の過半数阻止」を掲げた。「現有(の3議席)以上の議席でも負けは負け。4でも5でも勝ちにはならない」と述べたが、「(勝敗)ラインをどうするかは僕が口にすることではない」とも語った。
(7月1日 読売新聞)