ライバルを、同志モドキを、政界の先輩有名人を、その他有象無象の飼い犬たちを踏み台にしてここまできた橋下だが、それもここまで。「野党再編」を最初に言い出すことで、野合のイニシアチブを執るつもりだろうが、どっこい、今の橋下に、それを可能にする世論の支持も無ければ、手駒もいない。
そもそも、投票日直前にこういう発言をする政治的センスの無さに、失笑を禁じえない。今日のこの「維新解党の可能性」発言を聞いて、比例で維新に入れようと思う奴が、どれだけ増えると思う?。言うなら明日、選挙速報のインタビューの時だろうが。今日の橋下の失言は、維新候補者に対する背信行為に他ならない。
ホント、たった1ヶ月でメッキが剥がれまくった政治家も珍しいわ。それも全て自爆で。
維新存続こだわらず、野党再編に意欲…橋下氏
日本維新の会の橋下共同代表は19日、京都市内の街頭演説で、「(参院選後)3年間、自民党政権が続く。新しい野党を作らざるを得ない」と述べ、野党再編に改めて意欲を示した。
「維新の会は次のステップのための政党だ」とも述べ、維新の会の存続にこだわらない考えも明らかにした。
(7月20日 読売新聞)