「阪急阪神ホテルは、いつもホンモノしか使ってねーし!今日皆さんの前で、火に注いだのも、使い古しな安物謝罪じゃねーし!バリバリの純正ハイオクガソリンな勘違いだし!」
いや。だめだろ。
阪急阪神ホテルズ(大阪市)でメニュー表示と違う食材が使われていた問題で、同社の出崎弘社長が24日、初めて記者会見し、一部のメニューについて再調査する考えを明らかにした。社内調査が不十分だったためで、意図的な偽装があったかどうかの決着は先送りになった。
会見で出崎社長は「会社の管理体制や審査体制に問題があった」と謝罪した。一方「意図を持って偽って利益を得ようとしたことはない。偽装ではなく誤表示だと認識している」と強調。辞任する考えもないと話した。
再調査は「霧島ポークの上海式醤油(しょうゆ)煮込み」や「天ざるそば(信州)」など6メニューが対象で、今月中に実施する。理由について出崎社長は、既製品のチョコレートを使ったにもかかわらず「手作りという表示が誤りだと思わなかった」といった不自然な回答が残ると説明した。
(10月24日 朝日新聞)