【ソ連】ロシア、旧ソ構成国とユーラシア経済同盟を正式発足【復活?】


 プーチンの目指しているものは何だろう?。「西側と陽気な闘争を繰り広げていた古き良き」ソ連の復活?。「古くて新しい21世紀の専制国家」プーチンロシア帝国の成立?。さて、その答えは?


ロシア、旧ソ構成国とユーラシア経済同盟を正式発足−米欧対抗


 5月29日(ブルームバーグ):ロシアのプーチン大統領は29日、カザフスタンベラルーシ両国の首脳とともに「ユーラシア経済同盟」を正式発足させる条約に署名した。1億7000万人以上を抱える貿易圏を通じ、米国や欧州連合(EU)に挑む。
 ユーラシア経済同盟はこれで、旧ソ連を構成した共和国間の20年余りの協議を経て正式発足の運びとなった。カザフスタンの首都アスタナで行われた署名式典では、キルギスアルメニアも年内の加盟を目指していることが明らかになった。
 プーチン大統領は、ロシアとカザフスタンベラルーシの3カ国が貿易拡大とリスク抑制を目的に通貨や金融政策を「段階的に協調」させる方針を示した。大統領はこれまで、ウクライナの加盟も後押ししてきた。ロシアはクリミアをウクライナから編入させたことで、米国とEUから制裁を受けている。
 カーネギー・モスクワ・センターのニコライ・ペトロフ研究員は、「ユーラシア経済同盟はプーチン大統領地政学的な夢の実現だ」とし、「ロシアが孤立していないと顕示するものだ」と語った。
(5月29日 Bloomerg)