ギリシャが明日の居場所欲しさでユーロに屈服した件について

チプラス首相が受け入れた条件には先の救済合意に含まれたものの実行がまだの措置に加え、国有資産500億ユーロ相当の持ち株会社への移管が含まれる。この持ち株会社は同資産から利益を生み出すか売却することを目指す。チプラス首相はギリシャ債務の名目上の減免を求めたが債権者は受け入れなかった。


 つまりはこういうことだ。


「放蕩と詭弁と裏切りを続けた挙句、家から追い出されそうになった名家のドラ息子が、何とか家に居場所を残してもらう代わりに、異母兄弟たちに預けたなけなしの財産を好きにされ、その屈辱の光景をケツの毛を抜かれながら見守る」の図。


 まして、そのドラ息子が振り返ってみれば、そんなドラ息子を無邪気に信じた地元の連中が、「この裏切者!」と棍棒を持って待ち構えているの図。


 いいねえ。この二枚舌活動家が策を弄した挙句に堕ちた姿。今のこの感情、一言で言うならばアレだ。



 とりあえず、ギリシャ国民の「明日はどっちだ」。服従と反抗。どっちに転んでも、行き着く先は内乱だろうけどな。

チプラス首相が屈服−ユーロ残留のため債権者要求に合意



 (ブルームバーグ):ギリシャのチプラス首相は860億ユーロ(約11兆7500億円)相当の救済を同国が受けてユーロ圏にとどまるため、直ちに行動するよう求めた債権者側の要求に屈した。
 緊縮に抵抗した6カ月の闘いは、ギリシャ経済を疲弊させ金融混乱を招くだけに終わった。12日から17時間以上も続いたユーロ圏首脳会議では、チプラス首相の顔を立てるような譲歩は示されなかった。
 ドイツのメルケル首相は「信頼を再構築する必要がある。ギリシャ当局は合意した内容に責任を持たなければならない」と、ブリュッセル時間午前9時ごろに会合が終了した後に述べた。「今後のことは、合意された内容が一つ一つ実行されていくことにかかっている」と続けた。
 ユーロ圏首脳らが合意したことで、焦点はギリシャ議会に移る。与党・急進左派連合(SYRIZA)議員からは歳出削減と年金カット、増税についての11日の採決で造反者が出た。
 ギリシャでは資金が底を突き、銀行が2週間にわたり閉鎖。この首脳会議はギリシャがユーロ圏にとどまる最後のチャンスと見なされていた。
 チプラス首相が受け入れた条件には先の救済合意に含まれたものの実行がまだの措置に加え、国有資産500億ユーロ相当の持ち株会社への移管が含まれる。この持ち株会社は同資産から利益を生み出すか売却することを目指す。チプラス首相はギリシャ債務の名目上の減免を求めたが債権者は受け入れなかった。
 メルケル首相は利払いの猶予と償還期限の延長については「ギリシャの新プログラムがうまくいっているとの評価ができた後に協議されるだろう」と述べた。
(7月13日 Bloomberg

 ここで「鬱アニメの詐欺CM集+おまけ」を紹介。

詐欺OPも良いものだ。



PV\uc0\u12450 \u12463 \u12475 \u12473 \u12521 \u12531 \u12461 \u12531 \u12464  \u12395 \u12411 \u12435 \u12502 \u12525 \u12464 \u26449

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村