問題は「どこで爆弾が仕掛けられたか」のステージへ 〜 プーチン大統領@ロシア、全エジプト便の運航停止命令

【乗客乗員224人搭乗】コガリムアビア航空@ロシアのエアバスA321型機がシナイ半島で墜落【ほぼ全員がロシア人】(2015/10/31)


 墜落直前の失速と機影消失の状況から考えると、99%、爆弾テロによる空中分解か地対空ミサイルによる撃墜だけど。


 墜落に先立つ機体や機内の異常、高度や速度の変化が確認できないとなれば、こう↑考えるのが普通。いくら、プーチン大統領が「テロじゃねーし。シリア空爆にキレた連中の倍返しテロなわけねーし」と強弁しても、このあたりの相場に大きな外れはない。


 そして、渋々皇帝陛下もそれを認めた、今回の運航停止命令。今後問題になるのは、コガリムアビア航空9268便にはどこで爆弾が仕掛けられたかだ。欧州への帰国客がシャルムエルシェイクで殺気立っている程度ならまだいいが、いつまでも原因不明のまま、エジプトとの空路封鎖を、周辺国が闇雲に強行し続けられるわけがない。



 テロリストと中東動乱関係国。彼らの立ち位置は、たとえるならばアレだ。狙撃手と標的の関係。下手に動けば死だが、いつまでも動かなければ結局負け。相手の手の内の分析と勝負を仕掛けるタイミングの見極めは、かくも非常に難しい。

ロ大統領、全エジプト便の運航停止命令=テロか事故か、判断留保のまま


 【モスクワ時事】ロシアのプーチン大統領は6日、エジプト東部シナイ半島で10月31日に起きたロシア旅客機墜落を受け、全てのエジプト便の運航を停止するよう命じた。
 ペスコフ大統領報道官によると、ロシアの治安機関、連邦保安局(FSB)のボルトニコフ長官が提案し、これを承認した。
 ロシアはテロ説には慎重な姿勢を取り、エジプト便の運航を認めてきた。しかし、米英両国を中心に爆弾説が消えない。ロシアは今もテロか事故かの判断は留保している。それでも最悪の事態を想定し、乗客乗員の安全を最優先する方針に転換した。
 全てのエジプト便の運航停止を命じた背景には、過激派組織「イスラム国」などの脅威はシナイ半島にとどまらず、エジプト全土に及んでいるとの判断もあったとみられる。
(11月6日 時事通信

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