安倍晋三政権・自民党に「北海道5区補選で勝利」した後の国会運営ビジョンはあるか?

4月補選は自民党「北海道5区○ 京都3区×」で決まりな件について(2016/2/12)


 北海道5区は、新党大地の後押しもあって、故・町村信孝の娘婿にあたる和田義明氏で鉄板だが、京都3区は、誰が出るにしても自民党候補じゃ勝ちは無理だな。認めたくないが、泉健太民主党は有能で強い。


 宮崎謙介他の自民党の身内連中の醜聞に和田義明自身の出来の悪さも重なって、楽勝ではなくなっているが、基本、北海道5区は和田が獲る。見どころは「及第点」15万票のラインを、彼がどれだけ越せるかという点だけ。北海道5区ついでに、泉健太民進党が鉄板の京都3区と併せて、補選の話はこれで終わり。問題は、


「事後」


 もとい、この後。勝勢に乗った衆参同一選という「少し前までは既定路線」だったプラン遂行の可能性は、熊本大地震への対応もあって、ほぼ無くなった。TPP関連法案も成立先送りになって、国会の会期延長も、たぶん無くなった。しかし、消費増税見送りを震災対応強化の表明、ついでに憲法改正と併せて世論に問うとなれば、衆議院を解散するという選択肢は残り続ける。進むに進めず、引くにも引けず。なんという中途半端な状況か。悩ましいねえ。

北海道5区、与野党最後の訴え=衆院2補選、24日投開票


 衆院北海道5区、京都3区両補欠選挙が24日、投開票される。
 第3次安倍政権発足後初の国政選挙で、夏の参院選の前哨戦と位置付けられる。与野党が横一線で争う北海道5区が焦点で、結果は各党の参院選戦略などに影響しそうだ。
 北海道5区補選は、公明党が推薦する自民党新人と民進、共産、社民、生活4党が推す無所属新人の一騎打ち。安全保障関連法や政権の経済政策「アベノミクス」、環太平洋連携協定(TPP)の是非などが争点となった。
 選挙戦最終日の23日、自民党岸田文雄外相が北海道北広島市で街頭演説し、「相手もこの瞬間、必死になって戦っている。私たちも手を緩めるわけにはいかない」と力を込めた。
 自民党は京都3区で候補擁立を見送っており、北海道5区で敗北すれば、政権への打撃は大きいとして、党幹部らを相次ぎ現地に投入。雇用回復など政権の「実績」や北海道の基幹産業である農業の基盤整備の充実を訴えた。選挙区内に自衛隊駐屯地があることを踏まえ、熊本地震で救援活動する自衛隊の役割もアピールした。
 一方、野党陣営は、与党からの「野合批判」をかわすため、無所属新人と市民との連携を前面に出し、党派色を薄めた選挙戦を展開。「アベノミクス」批判や安保法廃止を主張した。終盤からは各党幹部がそれぞれ直接現地でてこ入れし、支持の上積みを図った。
 23日には、民進、共産、生活3党の幹部らが5区に近いJR札幌駅前にそろい踏み。民進党山尾志桜里政調会長は「安倍政権を倒すために、ぜひ力を貸してほしい」と呼び掛けた。
 前衆院議員(自民離党)の辞職を受け行われる京都3区補選は、先行する民進党前職を、日本のこころを大切にする党新人やおおさか維新の会新人らが追っている。
(4月23日 時事通信)

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