タカタの尻を好きにする権利を得るのは、ダイセルとベインキャピタル連合で決まり


高田重久曰く「オートリブやTRWの後塵を拝するくらいなら、ダイセルの尻を舐めたほうがマシ」 〜 タカタがダイセルとの提携を検討(2016/1/23)


 状況は年初のこの時から変わらない。入札5陣営のうち有力なのは、ダイセルベインキャピタル連合、中国系米企業キー・セーフティ・システムズ(KSS)とカーライル連合、米ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)の3つ。オートリブその他のメーカー2社は、彼ら自身の資金力もさることながら、「顧客」の自動車メーカーが自分たちの交渉力低下を嫌うため、27-29日の説明会でも彼らのスポンサー入りは歓迎されないだろう。


 残り3陣営のうち、KKRは早くから手を挙げていただけで力不足。KSSとカーライル連合は、KSSの低競争力とカーライルの腹黒さがネガティブ要素すぎる。その結果、タカタが最初から抱かれる気満々だったダイセルと、直近ですかいらーくの「穏やかな」再建実績があるベインの連合が比較優位の消去法的に残る。


 今後の確認対象は、ダイセルによるタカタの抱かれ方だけ。後ろから容赦なくガシガシ掘られてアヘ顔屈服モードになるか、優しく囁かれながら正常位で一緒に幸せな絶頂を迎えられるか。明日からの3日間は、ベインによる「ダイセル×タカタ」の初夜演出プランしか、興味深く見るべき点は無い。



 タカタには、せいぜいイイ声で鳴いてほしいね。そうでなけりゃ、ユーザーから株主まで、被害者一同、とても納得はできない。

タカタ再建、ダイセル有力=自動車各社の反応見極め


 欠陥エアバッグのリコール(回収・無償修理)問題を抱えるタカタは、経営の再建を託すスポンサー候補の絞り込みに向けた説明会を、27日から自動車メーカーなどを集めて開く。ダイセル陣営が「有力」(関係者)とされる中、リコール費用の多くを肩代わりしているメーカー側の反応を見極めるのが狙いだ。
 説明会は29日まで。ホンダ、米ゼネラル・モーターズなど、内外の取引先が参加するもようだ。タカタは、各候補の提案内容を説明して意見を聞き、10月にもスポンサーを絞り込む方針。年内に再建計画を固めたい意向だ。
(9月26日 時事通信)

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