第三次安倍再々改造内閣の閣僚、党人事は色々といやらしい件について


 反安倍の急先鋒・野田聖子を、総務相の餌で寝返らせたのがいやらしい。


 ポスト安倍の有力候補・石破茂をスルーして、石破派の斎藤健農水相ポストで一歩釣りしたのがいやらしい。


 潜在的な反安倍勢力の頭・岸田文雄を外相から外し党政調会長に就け、同派の人間を厚遇することで、岸田派と安倍政権との一蓮托生度を、こっそり強化した点がいやらしい。


 総理腹心の萩生田光一を幹事長代行にして「加計学園」問題から距離をとらせると共に、二階俊博幹事長や小泉進次郎筆頭副幹事長らへの「お目付け役」をやらせようってのがいやらしい。


 ああ、いやらしい。



 内閣改造たるもの、この位、関係者の下心臭がしなくてはな。つっても、「役立たず五輪相から自民党東京都連新神輿新会長(多分)へ廃品利用」丸川珠代程度はまだしも、河野太郎@前行政改革担当相を外相に再利用ってのは、ちょっと遊びというか悪手が過ぎやしないかい?安倍総理

内閣改造で首相「安定した基盤」 午後6時から記者会見


 安倍晋三首相(自民党総裁)は3日、第3次安倍政権で3度目となる内閣改造を実施した。外相に河野太郎行政改革相、総務相野田聖子元郵政相を充てた。首相は党三役を決めた臨時総務会で「新たな布陣で安定した基盤を構築し、政策を前に進めたい」と強調した。改造内閣は皇居での認証式を経て、同日夕に発足。首相は午後6時から記者会見する。



認証式に向かう安倍首相(3日午後、首相官邸
 首相は内閣改造に先立って党役員人事に着手。3日午前の臨時総務会で新役員を決定した。党の主要派閥から重鎮を起用し、党内バランスや政権基盤の安定を狙った。
 政調会長には「ポスト安倍」の有力候補の岸田文雄外相が就任。高村正彦副総裁、二階俊博幹事長を続投させた。首相は臨時総務会の冒頭「安倍内閣自民党に国民の厳しい目が注がれている。反省すべきは反省しながら、新たな気持ちで結果を残すことで国民の信頼を勝ち得たい」と述べた。
 岸田氏はその後の記者会見で「国の内外に政策課題が山積するなかで大きな責任を感じる。緊張感を持って職責を全うしたい」と強調。その上で「政策面において一つ一つ成果を上げながら党の信頼回復に向けて努力していきたい」と意気込みを語った。
 首相は昼前に開いた臨時閣議で閣僚の辞表をとりまとめ「新しい気持ちで改革を進めていくために、本日内閣を改造する」と表明した。公明党山口那津男代表との党首会談を経て、首相官邸に組閣本部を設置。新閣僚を呼び込むとともに、菅義偉官房長官が閣僚名簿を発表した。その後に皇居での認証式に臨む。
 今回の内閣改造麻生太郎副総理・財務相や菅氏ら政権の骨格を維持しつつ、19人の閣僚のうち経験者を13人も配置するなど手堅さを重視。初入閣は昨年8月の前回改造より2人少ない6人となる。閣僚らの言動が次々と問題視され、「安倍1強」のおごりを指摘されるなど内閣支持率が続落するなかで「守り」の態勢を敷く。
 人事の目玉は外相に登用する河野氏と、総務相の野田氏だ。河野氏は1993年に従軍慰安婦問題をめぐり旧日本軍の関与と強制性を認めた談話を発表した河野洋平官房長官を父に持つ。関係改善をめざす韓国や中国などへのシグナルととらえる向きもある。
 野田氏は15年9月の党総裁選で首相再選阻止に向けて立候補を模索するなど政権と距離を置いてきた。その野田氏を閣内に取り込むことで挙党態勢の構築を印象づける狙いだ。女性閣僚の起用は法相に異例の「再登板」となる上川陽子氏と合わせて2人。前回改造より1人少なくなる。
(8月3日 日本経済新聞)

 ここで「【東方手書き】BOMコマる東方MAN」を紹介。

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