「消費者のニーズが確実に存在するジャンル」だけど、「労働者が普通働いていない時間帯に発生」しがちで、「一般人が対応したくない内容(例:クレーマーや異常者相手の応対)」を含む仕事。
そういった辛い仕事を、AIが組み込まれたRPA / Digital Laborに処理してもらい、労働者は忌避すべき労苦から解放される。
「人類とAIの共存共栄の理想形ですね」
「機械へのブラック業務の押し付け」でもあるけどな。
とかく「ロボットやAIは労働者から仕事を奪う」的な論調がまかり通っているRPA / Digital Laborの活用論だが、とりあえず、今回のパナソニックの「24時間問い合わせ対応AI」プランの路線から導入を始めるってのは、今の日本企業の現状的にありだと思う。
パナソニックは2018年度にも、家電の使い方などの問い合わせに、人工知能(AI)が答える24時間サービスを導入する。
文字で会話を交わす「チャット」の仕組みを活用し、問い合わせ内容を送るとAIから返信が届く。例えば「リモコンでテレビを操作できない」と入力すると、リモコンの設定状況を尋ねてきたり、操作方法を記したウェブサイトを紹介してくれたりと、人間のようにコミュニケーションが取れるプログラムを開発する。
パナソニックの電話窓口には年間約200万件の問い合わせがあり、オペレーターが応対しているが、深夜や早朝は受け付けていない。専用サイトに「よくある質問」への回答も載せているが、顧客の望む情報が専用サイトに掲載されていないことも多かった。
問い合わせの多くは製品の機能などに関する比較的単純な内容で、AIで十分対応できるとみている。
(9月9日 読売新聞)
一押しして頂けると励みになります<(_ _)>
にほんブログ村