岡田外相の「お言葉発言」からこっち、民主党が陛下を政治利用したがっている姿には、もう驚きはしません。米国を殊更に怒らせて特ア特に中国に媚を売るその姿勢にも、別に違和感は感じません。票獲得と「陣営」入りに向けて媚を売るためなら主権国家・日本としてのこれまでの慣例&これからの不利益を無視するその姿にも、特段嘆きはしません。
ただ、来年の通常国会中に予定されている「売国記念日」の制定に先立ち、これらの動きが鳩山政権の下で行われたという事実を、記録と記憶に深く刻んでおきたいと思います。
政府は11日、中国の習近平国家副主席が14日に来日し、天皇陛下と15日に会見すると発表した。陛下の会見は1カ月前までに申請する慣例があるが、今回の申し入れは11月26日。鳩山由紀夫首相は11日夕、記者団に「1カ月ルールはわかっていたが、陛下の体調に差し障りのない範囲で会ってほしいと官房長官に指示した」と述べ、特例扱いを認めた。宮内庁の羽毛田信吾長官は11日、記者団に「大きく言えば陛下の政治利用ということ」と異例の批判をした。長官の批判について首相は「諸外国と日本との関係を好転させるためで政治利用という言葉はあたらない」との考えを示した。
羽毛田長官らの説明によると、宮内庁は最初の外務省からの打診に「ルールに照らし合わせて応じかねる」と返答。その後、平野博文官房長官から今月7日と10日の2度、電話で「日中関係の重要性にかんがみて」と要請され、「内閣の指示に従わなければならない」として了承した。
羽毛田長官は記者団に「陛下の負担を減らすなどの目的でルールを定めてきたのに残念。二度とあってほしくない」と不快感を表明した。
胡錦濤国家主席が98年に副主席当時に来日した際には天皇陛下と会見しており、中国側は胡氏なみの待遇を求めたとみられる。【真鍋光之、横田愛】
(12月12日 毎日新聞)
特例会見、小沢氏が要請…「政治利用」批判強まる
鳩山首相が14日に来日する中国の習近平国家副主席と天皇陛下との会見を特例的に実現するよう指示していた問題は、民主党の小沢幹事長が首相側に会見実現を要請していたことが明らかになり、「天皇陛下の政治利用だ」との批判が一層強まっている。
政府関係者によると、小沢氏は9日、国会内で崔天凱・駐日中国大使と会談し、「何とかして習副主席が天皇陛下と会えるようにしてほしい」と要請を受けた。その後、平野官房長官に電話し、崔大使の要請を伝え、「しっかりやってほしい」と述べたという。これを受け、平野長官は10日夕、宮内庁の羽毛田信吾長官に電話し、「これは政府官邸としてのお願いだ」と強い口調で会見を実現するよう指示した。
小沢氏は早くから首相側に中国の意向を伝えていたという。4日夜には首相公邸で首相と会談している。小沢氏としては、9日の時点になっても調整が進んでいないことを知って驚き、平野氏に直接働きかけたようだ。
中国側が天皇との会見希望を小沢氏らに伝えたのは11月後半。11月20日には、中国の楊潔(ようけつ)チ外相が鳩山首相と首相官邸で会談したほか、小沢氏とも国会内で会い、習副主席の来日への協力を要請している。(「チ」は竹かんむりに「褫」のつくり)
しかし、中国政府の会見申請が11月26日だったため、宮内庁は「1か月前までの申請」との慣行に従い断った。平野長官が羽毛田長官に電話で特例扱いを要請したのは12月7日で、平野長官もいったんは実現をあきらめていたものと見られる。
今回の鳩山政権の対応について、野党から強い批判の声が上がっている。
自民党の石破政調会長は12日、名古屋市内で記者団に「大国にも小国にも同じように接するというのが日本の皇室のあり方だった。首相、官房長官、小沢氏の意思が働いたとすれば、正しいやり方ではない。外交は皇室を利用しながらやるものではない」と語った。
政治と天皇の関係については、10月に岡田外相が、国会開会式での天皇陛下のお言葉について「陛下の思いが少しは入ったお言葉をいただく工夫ができないか」と発言し、鳩山首相が「コメントすべきではなかった」とたしなめた経緯がある。再び問題視される状況が浮上したことで鳩山政権の「体質」を批判する声も出ている。
石破氏は「皇室を政治的に使うという越えてはいけない一線に対する警戒感に欠けている」と断じ、自民党中堅議員も「皇室への感覚が軽すぎる。宮内庁長官が懸念を表明したのはよほどのことだ」と指摘した。安倍元首相は12日付のメールマガジンで「(訪中した)小沢氏が胡錦濤主席から異例の歓待を受けるため、陛下を政治利用したことになる」との見解を示した。
与党内も複雑な反応だ。
民主党参院幹部は「内閣が決めて、宮内庁が会見を設定するだけの話で、何の問題もない。陛下の政治利用にはあたらない」と強調。社民党幹部も「日中関係がより深まるとの判断があったのだろう」と理解を示す。
一方で、「小沢氏の仲介も間違った政治主導の印象を与え、イメージは良くない」(国民新党中堅)との声も出ている。
ソウル訪問中の小沢氏は12日、この問題に関して同行記者団の取材を拒否した。
(12月12日 読売新聞)
挙句に、中国の次の訪問国・韓国ではこういう「公約」や「意向」を連発する小沢氏。
【ソウル=田島大志】民主党の小沢幹事長は12日午後(日本時間同)、ソウル市内で記者団に天皇陛下の訪韓について「韓国のみなさんが受け入れて歓迎してくれるならば、結構なことだ」と述べた。
天皇陛下訪韓をめぐっては、日本が韓国を植民地とした日韓併合から2010年で100年となることを踏まえ、李明博(イミョンバク)韓国大統領が9月に「来年中の訪韓は大きな意味がある」と表明。鳩山首相は10月の日韓首脳会談後の会見で、慎重に対応する考えを伝えていた。
小沢氏は12日、青瓦台で李大統領と2時間話し合った。2010年が両国の新しい出発点となるよう人的・文化交流を推進――などの考えで一致したという。
(12月12日 読売新聞)
【ソウル近藤大介】韓国を訪問している民主党の小沢一郎幹事長は12日午前(日本時間同)、ソウル市の国民大学学術会議場で、約250人の学生らに講義した。小沢氏は会場からの質問に答え、永住外国人への地方参政権付与について「日本国として政治姿勢を示す意味でも、政府提出の法律として出すべきだ。来年の通常国会には現実になるのではないか」との見通しを表明した。地方参政権付与法案を政府提出法案として次期通常国会に提出し、早期成立を目指す意向を示した。
講義は「新たな日韓関係と、それを担うリーダーの育成」がテーマ。小沢氏は日韓併合以来36年にわたった日本の植民地支配について「日本国、日本国民として謝罪をしなければいけない歴史的事実だった」と謝罪。その上で「不安定な要素をはらんでるのが極東地域だ。(日中韓の)3カ国が信頼関係と連携を深めることが大事だ」と述べ、北東アジアの安定に日中韓の緊密な連携が不可欠との認識を示した。
今後の日韓関係について小沢氏は「両国が信頼関係を確立できれば、北東アジアや世界の安定と平和のために、大きな歴史的使命を果たすことができる」と述べた。併せて、リーダーに求められる要素として、高い志や先見性、責任など5条件を挙げ、「『ふるきを訪ね、新しきを知る』という言葉がある。歴史の教訓から学び取ることが大事だ」と語った。
(12月12日 毎日新聞)
もう嘆きはしません。しませんが、
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「この動きを来年の通常国会で止められないなら、いっそ日本は主権国家をやめて、正式に属国国家宣言してしまえ」
と、思います。ことここに至れば、もはや、8月の総選挙で民主党に投票した輩がどうとか言う段階ではありません。このような政治の敗北と暴走を止められない国民は、右も左も連帯責任でいずれ徹底して何もかも失ってしまえと。そこまでされねば目覚めないお人よし揃いならば、目覚めてもらうためにも、かつてのドイツのように一度リットル単位の血の涙を流してもらおうかと。
それにしても、この半世紀、米国も日本に対して無茶な要求を繰り返してきましたが、少なくとも今回の中国のようにあからさまな「属国試験」はしませんでしたがねえ。媚中派の方々は、そこらへんの「決定的な差異」をどう考えているんでしょう。
今日の一銘柄
11/21-11/25に挙げた4銘柄(目標設定:12月第2週末)は対日経平均騰落比で3勝1敗。目標株価への到達の是非では2勝2敗。ファーストエスコが期待外れだった以外は、ほぼ期待値通りの値動き。しかし、我ながら銘柄のセレクトがしょぼくてor期待値先行銘柄ばかりで嫌になります。
ここで脈絡無く「アイドルマスター x モーニング娘。「Go Girl 〜恋のヴィクトリー〜」ALLST@R」を紹介。
最近、週末しかブログ更新できないなあ。政府が無能でも現場はそれなりに多忙でござる。