麻生太郎副総理がナチス発言を撤回したのは妥当な件について


 偽悪趣味も、度を越せば醜悪の謗りを免れない。太郎ちゃんってば、油断するの早すぎ。


 つーかね、ワイマール憲法ナチス憲法の流れを学べというのは、この先に行うであろう憲法改正の「正当性」に暗い影を落とすことになりかねない。太郎ちゃんの真意はどうあれ、今は撤回して正解。

麻生氏、ナチス発言を撤回 「改憲の悪しき例あげた」


 麻生太郎副総理兼財務相は1日午前、憲法改正をめぐってナチス政権を引き合いに「手口に学んだらどうか」などと発言したことについて、「誤解を招く結果となったので撤回したい」と述べた。財務省内で記者団に語った。国内外で批判が高まっていることを踏まえ、発言を撤回することで早期の収拾を図る。
 麻生氏は記者団に「(発言が)私の真意と異なり誤解を招いたことは遺憾だ」と述べたうえで、「憲法改正については落ち着いて議論することが極めて重要だと考えている。この点を強調する趣旨で、喧騒(けんそう)にまぎれて十分な国民的理解、議論のないまま進んでしまった悪(あ)しき例としてあげた」と説明した。
 さらに「私がナチスやワイマール憲法にかかわる経緯について極めて否定的にとらえていることは、全体の流れをみていただいたらはっきりしている」と語り、ナチス政権を肯定する立場ではないことを強調した。その後、同じ内容のコメントも発表した。
 麻生氏は7月29日、東京都内のシンポジウムで「ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていた。誰も気づかないで変わった。あの手口に学んだらどうかね」などと語った。
 これに対し、米国の代表的なユダヤ人人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」が30日に批判声明を発表したほか、韓国、中国両国外務省のスポークスマンも批判するコメントを出した。
(8月1日 朝日新聞


 で、撤回する以上は余計な言い訳なんかしないほうがいいのにねぇ…。誰かおらんのか?浮ついている党内のエライさんたちに諫言できる若い議員は。小泉進次郎以外に。



 ここで「【8/1】デジモン達に名OPをガチ演奏させてみた【Butter-Fly】」を紹介。

デジモンかぁ。何もかもが懐かしい。