安倍総理「力による現状変更は認めないよ!領土変更も認めないよ!」
ポロシェンコ「ですよねー」
こんな感じの、無難な内容でよかった、と言うべきか。
安倍総理「謀略による政権打倒も認めないよ!クーデターでの権力奪取も認めないよ!」
ポロシェンコ「…」
てな感じの、「あ、言いすぎちゃった(テヘペロ)」な小細工系コメントが皆無でつまんねーなー、と言うべきか。
ウクライナ問題については、ロシア向けだけじゃなく、EUや米国サイドへの牽制コメントを適度にばら撒いてもいいと思うのよ。日本は。
【キエフ=中島健太郎、田村雄】安倍首相は6日午前(日本時間6日夕)、ウクライナの首都キエフの大統領府で、ポロシェンコ大統領と会談した。
両首脳は、ロシアが昨年3月にウクライナ南部のクリミア半島を編入したことについて、力による現状変更を認めない考えで一致した。平和的な手段で問題解決を目指すことも確認した。
日本の首相によるウクライナ訪問は初めて。首相は会談で、「日本は力による現状変更を決して認めない。日本は一貫してウクライナ領土の一体性を尊重している」と強調した。すべての当事者が2月の停戦合意を順守する必要性も指摘した。
首相がG7(先進7か国)と連携し、ウクライナ支援を続ける方針を表明したのに対し、ポロシェンコ氏は謝意を示した。首相はこの日の会談で意見交換した内容を踏まえ、7日にドイツのエルマウで開幕するG7首脳会議(サミット)で、ウクライナ問題を議論する考えを示した。
ウクライナでの紛争解決に向けた日本の役割について、首相は「G7の連帯を重視している。ロシアへの制裁を維持し、『対話と圧力』を通じて、ロシアが建設的な役割を果たすよう働きかけている」と述べた。ポロシェンコ氏は「G7サミット前の会談で、連携の状況を確認できたことは重要な意味がある」と評価した。
(6月6日 読売新聞)