死亡事故や墜落事故が起こらなかったのは僥倖 〜 韓国のLCC・ジンエアーの旅客機が半ドアで高度1万フィートを飛行 フィリピン・セブ

 同便は15時間後、再び釜山へ向けて出発した。乗客にはそれまでの間、ホテルの部屋を手配して、補償金10万ウォン(約1万円)が支払われたという。



 乗客は、こう突っぱねてもいい事件。まして、「自分の命を危機に晒した」ことへの補償金として、1万円ぼっちを支払った点に関しては、「ふざけるな!」と怒ってもいい事件。


 仮に1万フィートで半ドアが全開になれば、急減圧で何人か機内から吸い出されていただろう。悪くすればコントロールを失って墜落の恐れすらあった。全くもって酷い事件だ。


 今時、自動車でも半ドア警報が出るってのに、なんでこんなことが起きたのか。2014年には、イースター航空@韓国が同じような半ドアチョンボをやらかしてるが、いくらLCCだからって大ざっぱ過ぎるだろ。韓国航空業界のお歴々。

旅客機のドア閉めず離陸、気づいて引き返す 韓国格安航空


 (CNN) 乗客乗員163人を乗せた旅客機が、離陸後40分たってからドアが完全に閉まっていないことが分かって引き返すハプニングがあった。
 大韓航空子会社の格安航空ジンエアーが運航する旅客機(ボーイング737―800型機)は3日、フィリピンのセブを出発して韓国の釜山に向かっていた。
 ジンエアーの広報によると、異音が聞こえたため乗員が確認したところ、ドアに隙間が見つかり、機長の判断でセブに引き返すことになった。
 この時点で同機は高度1万フィート(約3000メートル)に達していたという。
 乗客には機内放送で事態を告知した。負傷者は出なかったと同航空は説明している。一方、韓国の地元メディアは、引き返す途中に吐き気を訴えた乗客が何人かいたと伝えた。
 同便は15時間後、再び釜山へ向けて出発した。乗客にはそれまでの間、ホテルの部屋を手配して、補償金10万ウォン(約1万円)が支払われたという。
 韓国運輸省は今回のトラブルについて原因究明に乗り出すとともに、ジンエアーなど格安航空6社に対して今月中に安全点検を実施すると表明した。
(1月5日 CNN)

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